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なにも知らずに初めて入った不動産業界は日々自分を成長させる

30代後半で転職を考え、事務職に就きたいと思っていたのもあり、とりあえずはMicrosoftの資格を取得し、求人を検索したところ、正社員登用有りで色々な面でメリットもあり、学歴も不問とあった事務員の募集要項に目がつきました。

勤務地も近く、希望している事務職でもありましたが、私自身には身近ではない業種である不動産会社の募集だったのが唯一気がかりであったものの、とりあえずは面接を受け、どんな業界なのかも知ってからにしようと応募をしたのがきっかけです。

面接でも特に何等言われる事もなく、むしろ是非来て欲しいというような感じで、即採用が決定しました。翌日から勤務する事となりましたが、入社してまず驚いたのは、不動産会社というものの仕事自体がよくわからない、不動産というものは身近ではない分、なにをしていいかわからないのに誰もなにも教えてくれようとしなかった事でした。


その為、私の方から「なにをしたら良いでしょうか?」と毎日聞く日々で、営業のかたがその都度、資料を整理してほしい等は言ってくれましたが、資料を整理と言っても、どう整理するのかも、この業界が初めてである私には全くわかりませんでした。

そして、3日目にもなると、店頭に1人置き去りにされてしまい、全てを対応しなければいけない状況にさせられました。さすがに、電話にしても来店にしても対応できない時はどうしたらいいかと聞きましたが、電話くれればいいけど、出れない時も有るからと言われただけでした。

そんな放置状態の中で、電話でも来店でもお客様からしたら質問してもなにもわからない私しか対応する者がいないとなると、お怒りになるかたも正直いらっしゃいました。

そのたびに、心が痛み、これは自分が教えてくれるのを待っているだけでは駄目なのだ、自分で知ろうとする事や、学ことをしなければいけないと思い、そこから不動産会社で必要とされる宅地建物取引士の資格取得を含めて、勉強する事にしました。

とにかく、不動産という世界が全く未知である事、近所の事でさえ、土地や建物もわからず、基礎から学ぶ必要もありました。まずは、勤務している会社の市のエリアを覚える、大きく分けて土地・建物というものの種類でどんなものがあるか等を覚える事から始めました。


少し慣れてきたところで、通信教育の教材で宅地建物取引士の受講を申し込みし、資格取得も目指しながら、基本的なものを学ぶことも始めました。費用は結構かかりましたし、私自身、学歴が全くなく、中学校卒業というだけでしかなかったので、合格率も低い国家資格が私に取得できるのだろうかと不安もありましたが、これを取る事で、自分だけで色々対応できるようになる、今後1人にされるのは確実であるのもわかっていたので、取るしかない、やるしかない、自分の徳になる事だ!と言い聞かせて勉強しました。

そんなこんな日々を続けていくうちに、1年経過した頃にはだいたいわかるようにもなりつつ、まだ小難しい質問等は答えられないという感じにまでなれましたが、私自身は納得できておらず、更に上を目指す事に集中しました。

3年目にはようやく宅地建物取引士の試験に合格し、3回目で合格という長い道のりでしたが、その時には売買での契約書類も自分で作成できるまでに成長していました。そして、今は入社8年目を迎え、1人でも充分対応でき、むしろ1人の方がやりやすい環境となっています。昔よりも知識も増え、日々のトラブルや経験の積み重ねで得たものも大きいと感じています。

しかしながら、半年前から会社で新規事業として貸駐車場をやる事となり、その対応が全て私に押し付けられてしまい、駐車場の箇所は130か所以上、その問い合わせが全て私のいる事業所の連絡先である為、必然的に電話にいつも出る私が対応しなければいけない状況に追い込まれました。

私自身、賃貸はやった事があり、売買の契約書等も作成できたりはしますが、貸駐車場はやった事が無く、本当は全員でやるべき仕事であると思い、上司にも代表にも掛け合いましたが、聞き入れてもらえるわけもなく、始まってしまいました。

それに伴い、日々の忙しさが増し、毎日対応に追われて嫌気がさし、ストレスも蓄積されるようになりました。給料に反映されたとしても年2回ある賞与に少し反映されている程度で、毎月歩合としてつくわけでもありません。また、貸駐車場を始めてから気づいたのは、なによりも手間がかかり、トラブルもクレームも1番多いという事です。
これも勉強の1つなのかもしれないと言い聞かせて、なんとか毎日を乗り越えていますが、時々うんざりする事も正直有ります。そんな時は、初心に返るではないですが、初めてここの会社に来た時の事を思い出し、あの頃よりはマシな状況であると比べるようにしています。

今の状況は、あの頃と違って、右も左もわからないままで放置されてるわけでもありませんし、自分でなんとかできる範囲内であるとも思います。ただ、手間や面倒等があってクレーム対応やトラブルがややこしい、聞きたくない等なだけでもあるからです。

つまり、成長していく中でいつからか私自身は自信過剰ではないですが、知らず知らずに仕事を自分で選んでやっているような感じになってしまっているのだと逆に反省をできる考え方をする事で、今の仕事に対しても、丸投げする上司等に対しても、怒りやストレスが軽減されますし、実際問題それも一理あるのは確かであるとも思っています。

この先、もし若い世代の新入社員が入ってくる事があるとしたら、こうした経験をいかし、今の上司のような事は決してしない、きちんと教えてあげる、わからないのは当たり前の事として丁寧に教える事をしていきたいと思っています。それが上司や先輩というものであると思いますし、今の上司や先輩、代表者に不満がある部分は、私がフォローする、同じことを次の人にはやってはいけないという見本という形で、次につなげていこうと思っています。

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