契約が取れないところから契約を取れるようになった私がした意外な決断

たまたま、保険の外交の仕事についた時の話です。

契約なんか取れるわけないと思っていました。

会社の人達も担当地区じゃ契約が取れないから知り合いから契約をもらってきて…という話でした。

例え知り合いから契約を取れたとしても、知り合い全てに契約をもらったら、そこで終わりになるので長く続けられないと思っていました。

また知り合いに関しても、長く続けられるかわからないのに保険に入っても、と八方塞がりでした。

担当地区のお客さん宅を回りながら、いつ辞めようか…とため息をつく日々でした。

そんな、ある日、外資系の保険外交員をしている知り合いから、うちに来ないか?と誘いを受けました。

その人は入社2年以内にもかかわらず、県内でも上位10位以内に入るほど仕事ができる人でした。

その人は私が疑問に思ってること全てに答えてくれました。

保険契約は本当にとれるのか?保険の外交員って、こんなものなのか?など、色々聞きました。

その知り合いは落ち着いて、全てに答えてくれました。

私がいた職場では質問しても曖昧な返事しかなく、やっぱり保険外交員は使い捨てじゃないのか?としか思えませんでした。

しかし、彼女の答えは全ての疑問や不安を払拭するものでした。

まず、契約は必ず取れるようになる。ただ、取れないという人は取れるようになる前にあきらめて辞めるからだ…と。

次に契約が取れるようになると、話をしていて、契約が取れるお客さんかどうか、何を言えば契約になるかわかるようになる。入社して2年間は、この感覚を培うための時期だと。

諦めずに、その感覚を培うことができれば契約が取れるようになる…と。

私には衝撃的でした。

私がいる会社では曖昧な答えか、契約はなかなかとれないか…というネガティブな答えばかりでしたから。

今思えば、彼女の言葉で全てが変わったんだと思います。

ネガティブからポジティブへ。

ここから私の保険外交員としての運命は劇的に変わっていきます。

まだ、一人でお客さんに保険の説明が出来なかった私が、お客さんの相談にのっている内に説明も一人でできるようになっていきました。

お客さんによっては詳しい人もいて、ぺーぺーの私がそのお客さんのレベルまで勉強する必要があり、大変でしたが…新規契約につながりました。

相談にのる→契約をもらう、というスタンスで、気がつくと契約が取れないと言われていた担当地区から新規契約を毎月取れるようになっていました。

そして気がついたのが、お客さんと話をしていて契約が取れるか取れないか…がわかるようになっていました。

それから、会社も担当することになり、保険会社では仕事をしたか…のバロメーターになるアンケートもたくさんもらえるようになりました。

地区のお客さんの話を聞く中で、金融機関で働くのにメリットのある資格FP2資格も取ろうと決意しました。

FP2級はFP3級をとらないと受験できないのですが、試験勉強が嫌いな私は何度も勉強するのが嫌で、FP2級から受けられる裏技を使いました。

単にFP協会指定の通信講座を修了すれば、FP2級の勉強と受験資格がもらえるというものです。

私は仕事の合間に通信講座を受講し、修了までこぎつけFP2級の試験に向けて勉強を始めました。

仕事をしながらの試験勉強は大変でしたが、試験の月にはモチベーションが上がり、契約も通常月の2倍取れました。

しかし、FP2級は国家資格、一度の受験では合格は無理でした。

何度か受けて、やっとの思いで合格することができました。

ネットなどを見ると、一回の受験で簡単に合格するような話でしたが…現実はなかなか難しく、他に受けた人の話を聞いても、2つある試験項目の学科と実技、どちらか合格しても片方は中々合格が難しいということでした。

やっとの思いで合格証をもらった私は本当に嬉しくて、全てを手に入れたかのようでした。

しかし、これが私のモチベーションを下げていきます。

その後、難しい契約を取ったり、会社契約を取ったりと成績は順調でした。

周りからも期待されていました。

普通なら、ここでモチベーションが上がるんでしょうけど、私は違いました。

何かが違う…と思い始めていました。

上司との折り合いも悪く、ろくに仕事もしないのに足を引っ張ろうとする同僚達…今まで仕事に夢中で気がつかなかったことが見えてきました。

所属する営業所からは将来有望と期待され、営業所の未来を担ってほしい…というような事を遠回しでわかりにくい形で意思表示をされていて。

直接的に言われるわけでもないので、どう対応したらいいかもわからず。

働く環境として、どうだろう?という疑問がでてきました。

外交員は調子がいい時はいいですが、悪い時は周りのわかりにくい意志を汲み取る余裕もありません。

直接的な意志の疎通ができないのがネックだと思い始めました。

わかるだろう?的な感覚は営業のいる環境では、この会社ぐらいです(笑)

これから先、この仕事を続けた場合、3年目には完全歩合制になります。

良い時と悪い時で収入にバラつきがあり、安定収入とは言えません。

なのに必要経費は自分持ち、お客さんの都合で夜や休みの土日祝日に仕事するのは当たり前!

間違いなく私生活が…子供との時間が犠牲になります。

そこまでして、この環境でこの仕事を続ける必要があるのか?

仕事も出来るようになりこれから先を考え始めた時に浮かんだ疑問でした。

悩んだ末に私は子供との時間を選びました。

つまり、他の時間に余裕のある仕事に転職しました。

この決断が良かったのかは、わかりません。

でも、何よりも大切なのは…と考えたら、子供の顔が浮かびました。

この決断は人によっては理解できないかも知れません。

でも、私は本当に大切なものを選べたことに満足しています。

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