体験者が語る、ブラック企業の実態とブラック企業につかまらない方法

ブラック企業の実態とブラック企業につかまらない方法を
ブラック企業に勤めた体験いかして伝えていきたいと思います。

私が勤めていた飲食店は、安くで美味しい「コスパ」の良い繁盛店でした。
ですが、働く側としては、

・拘束時間が長い
・休みが取れない

いわゆるブラック企業だったのです。

私が勤めていたブラック企業とはどんなものか、

自分の経験した内容を次の4つの項目に分けてお話しします。

1、募集広告にダマされるな
2、教育システムの確立
3、上司の人柄は関係ない
4、繁盛店が働くにはいい店とはかぎらない

1、募集広告にダマされるな

ブラック企業はいつでも人手が足りていません。
そのお店も人手が足りていないので、常に募集広告を出していました。
そして応募があり面接にきた人は、よっぽどの事がない限り、誰でも採用します。
そして採用された人は、お店で何度か働いているうちに、お店のおかしさ
(例えばいつも働いている人間が一緒、休憩の少なさなど)
に気づいて辞めて行ってしまいます。
当然、常に人手が足らない状態が続きます。
その為に社員が休日も出働いたり、人柄の良いベテランのバイトやパートさんにお願いして、人数を確保していました。
特に店長は寝る時間もほとんどなかったと思います。

それでも人手が足りないときは、派遣(日雇い)会社に依頼をして補っていました。

募集広告の内容も、掲載と実際とは違っていました。
こういうお店って意外に勤続年数が多いベテランの方がいます。
それは、常に同じ人間が働いているので、ある程度働くと、仲良くなって連帯感が生まれるので、辞めにづらくなるのです。
それでも、受験のためとか個人的な理由で、ベテランの人間も辞めてしまいます。
だから、いつまでたっても人手不足なんです。
募集広告の内容についても、知って欲しいことがあります。
募集広告では曖昧な表現を使っていることが多かったです。
後で文句を言われても大丈夫なように。
はっきり言って、募集広告の内容はあてにしない方がいいです。
実際に、働かないと分からないことがたくさんあります。
もし飲食店で働くなら事前にそのお店に食べにいくことをおすすめします。

2、教育システムの確立

このお店は、教育システムのマニュアルが確立されていなませんでした。
では新人が入ったら、どうしていたかというと、教える側の判断に任されていました。
すると当然教える人間によって、「内容が微妙に違う」という事態がおきます。
これでは、新人は混乱します。
人が育たない、辞めていってしまう原因の一つです。
それを解決するには、教える側の人間も教育して「教育マニュアルがきちんとしていて、
教育マニュアルを使ってどう教えるのか」というところまで教えないと、次の世代も育ちません。

3、上司の人柄にダマされるな

その店の社長は、本当に「いい人」でした。
でも、経営者としては、ダメでした。
その社長は、本をよく読んでいました。つまり知識はあったのだと思います。
でも、その知識の使い方、実行の仕方がわからない人でした。
”社員ミーティング”が月に一回ありました。
ミーティングでは、「なにを話すか」の目的があいまい(例えば、どうすれば売り上げがあがるか?)でした。 
さらに、ミーティングでやることは事前に社員にから伝わっているのですが、社員側の労働時間が長すぎて、ミーティングまで手が回らない。

なかには要領がいい人がいて、発言をするのですが、小手先でまとめた内容なので、内容がありません。
当然社長に却下されます。
最終的に社長の講演会になり、「頑張れ。」「踏ん張り時だ」という精神論で終わるという、全く実りのないミーティングでした。
ただ開店前の準備をする貴重な時間を浪費するだけでした。

この精神論が怖いのが、社員が仕事についていけなくて、「辞める」と口にしたときが一番厄介です。
人でが少ないのに、さらに使い勝手のいい社員がいなくなったら、お店には大打撃です。
辞めさせないために、精神論で追い詰めていきます。
「根性がない。」だの「もう少し頑張れば人が増えて楽になるから。」だの。
しまいには「オマエなんて他に行っても使い物にならない」とまで言い出します。

でもいい人なんですよ。

4、お店の業務形態について

そもそもこの店は、利益の出せない店でした。
コストパフォーマンスのいい「薄利多売」のお店で味は美味しいので繁盛店なのですが、
きちんと採算がとれていなかった。
「薄利多売」が悪いわけではないのです。
経営プランがあってこその「薄利多売」です。

「お客さんに安くて美味しいものを食べてもらいたい」というコンセプトは素晴らしいのですが、細かい経営プランがなかったのです。
そのため、”コスト削減”をうたって、使わなければいけないところにお金をつかわない状態でした。
例えば人件費だと、

①人件費削減でシフトの人数を減らす。
②すると一人にかかる労働の負担が増える。
③さらには人が少ないので休憩もうまく回せない。
④お店の雰囲気も悪くなる。
⑤疲れてきて効率も悪くなる。
⑥お客さんの対応も悪くなる。
⑦スタッフが辞めていく。

こういう負の連載がおきるわけです。
それでも、それを打開するプランもなく
「お客さんは入って売り上げはあげているから」
という理由で、利益も相変わらず出ない。
何もやっていない訳ではないんのです。
でもしょせん焼け石に水です。
営業時間が長くなり、定休日もない。
常にギリギリの状態で営業していました。
いくら売り上げがあっても利益がでなかったら商売は成立しないんです。

そして、営業プランをきっちり決める。
そうしないと、もしダメだった時に、
駄目だった理由がわからないから、次にいかせない。

そんな、当たり前の事ができていなかったのです。

その店はあまりにも「事前に考えること」が足りなかった。

以上、私の経験した事実を交えた見解です。
皆さんもブラック企業に入社しないように気を付けてください。

こちらの記事もちょっとブラックっぽい有給の話です。

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